昔、マイソール練習で一緒だったヨガ友からの印象的な話があります。
八支則の「知足(足るを知る)」サント―シャを語るとき、深い教えの例えとして代用させてもらっています。
その方は契約社員で働いていて、いつか正社員を目指して頑張っていました。
だんだん近づく気配が…「そろそろ次は私かな?」
しかし辞令は、仕事を教えていた後輩、何かの時サポートしてあげていた後輩
かなり打ちのめされ、やり場のない憤り、悔しさ、仕事を辞めようか悩んだ時
ヨガの教えを思い出したそうです。
「待て待て、私の生活はこれまでと何も変わらない…仕事があり、お給料を頂いて、好きな事も出来ている。
今までと同じ生活が送れるのに…何をそんなに欲しがっているのか…」
と気持ちの修正を図ったそうです。
「こんな風に考えられたのは、ヨガのお陰、ヨガに助けられた、ヨガやってて良かったよ」
胸に突き刺さりました。
いくらヨガをやっていても、理屈ではわかっていても
心情としては難しいもの
ヨガの練習で得たからと、実行に移すことは並大抵ではない
芯の強さがあるからこそ、ヨガの教えに助られたのだと思いました。
その時のお話しは、今でも鮮明に心に残っています。
また座右の銘として、深く刻まれてます。
コロナ禍、地球温暖化、頻繁に発生する自然災害、ウクライナ問題の世界情勢
安心した生活がいつ無くなるともわからない
だからこそ、大切な今日に、明日に
不平不満など言わず、1日1日を感謝して過ごそうと思います。
※その方は今、その会社で正社員として働いているそうです。
本日は新月…マイソールはお休みです。
朝の風景
本日もありがとうございました。