✿2015年12月31日 大晦日
初めての試み…『108回の浄化』
・太陽礼拝54回
サンスクリットの響きの中、太陽礼拝始まりました。。。
サマスティティヒ（真っ直ぐ立つ姿勢）
エーカム（1） インヘール（吸う） デゥヴェ（2） エクスへール（吐く）…
トリニィ（3） インヘール チャトバリ（4） エクスヘール
パンチャ（5） インヘール シャット（6）エクスヘール
サプタ（7） インヘール アシュト（8）エクスヘール
ナヴァ（9） インヘール
サマスティティヒ
上昇していく、空へ舞うような太陽礼拝の呼吸…
アーサナは伸び伸びしていくような、広がっていく感覚です。
・月礼拝54回（ショートカットバージョン）
サンスクリットを唱えながら一緒に行いました。
ナマステ（合掌）
エーカム（1） インヘール（吸う） デゥヴェ（2） エクスへール（吐く）…
トリニィ（3） インヘール チャトバリ（4） エクスヘール パンチャ（5） インヘール
シャット（6）エクスヘール サプタ（7） インヘール アシュト（8）エクスヘール
ナヴァ（9） インヘール ダシャ（10）エクスヘール エーカダシャ（11）インヘール
ナマステ
グランディングする大地へ沈んでいくような月礼拝の呼吸…
アーサナは股関節周りが開かれ、下半身が安定して土台を感じる感覚です。
実践された方々が感じられた、月と太陽の呼吸の違い、体の違い…
陰と陽…宇宙の法則を体感。
※一緒に行ったため、画像が撮れずにすみませんm(__)m
※Ｙさん、お心遣いありがとうございます。。
シンギングボウル奏でる中のシャーバアーサナ
最後は浄化のメイン
・108回シンギングボウル音色
（除夜の鐘さながらです）
細胞に響き渡り、魂に共鳴し、余分なものが削ぎ落されていくのです。
今回の108回浄化は2016年への輝かしい幕開けへとなりました。
レッスン後は恒例の「豆腐入り大豆粉ホットケーキ」でーす！
好評で嬉しいです！
月と太陽
陰と陽
「陰陽二元論」は古代中国から伝わる『易経』によるもの
宇宙のあらゆる要素は太極から分極した陰と陽という二つのエネルギーによって構成されているという原理に基づきます。
地球から見た場合、陽は太陽にあたり、陰は月にあたります。
そしてその中心にいる地球に私たち人間は生きているわけで、太陽と月が織り成す暦のリズム、時間のリズムなどの影響を直接に受けています。
陰陽二元論の究極は「太極」、つまり「陽極めれば陰となり、陰極まれば陽となる」で、陰陽は循環しながら自然の摂理を生み出し、バランスを取りながら一にした太極であるということです。
日常生活を見回しても、必ず相対するものが存在するという一つの法則が成り立っていることがわかります。
プラスとマイナス、光と影、明と暗、内と外、酸性とアルカリ性、男と女、天と地、南極と北極、昼と夜、積極性と消極性、能動的と受動的、主体性と受動性など、有形無形を含め、すべてのものに相対するものが存在します。
これを陰陽に分類したのです。
マイナスを陰と呼んだ場合、一方のプラスを陽に分類するという考え方が陰陽二元論なのです。
人間という基準で男と女に分ける、宇宙という基準で天と地に分ける、地球という基準で南極と北極に分ける、一日という基準で昼と夜に分けるというようにします。すべてのものが陰と陽になる質を持ち、また陰と陽の質を重ね持ってもいるのです。
このように私たちは陰陽の法則の中で、自然のリズムの中で生かされているということなのです。
私たちの営みすべてに自然の法則に従ったバランスが与えられているのです。
そしてそのバランスを自然の法則に従ってよりよく生かしていくことが、人間本来の心身の健康につながっていくのです。
人間の体内にも陰と陽があります。体内の気（エネルギー）を陽と呼び、そして体内に流れる血を陰と呼びます。
そして「陽極まれば陰となり、陰極まれば陽となる」という言葉のとおり、この気と血との間にもお互いに関係しあって、うまくバ
ランスを取りながら、私たちを生かし続けています。
気には「先天の気」と「後天の気」があります。
「先天の気」は生まれるときから持っている気で、「精気」と「元気」の二つの気があります。「精気」は受胎したときに備わる気のことを言います。「元気」は受胎してから細胞分裂をしながら成長していく過程で得られる気です。
「後天の気」は生まれてから外部から取り入れることのできる気です。「後天の気」には「天気」と「地気」があります。
「天気」は大自然に充満している気です。呼吸や細胞の働きで体内に取り入れることができます。
「地気」は自然から生まれる食物です。「後天の気」は呼吸法や、気功法。あるいはいろいろな健康法をうまく活用し、またより自然に近い食物をとるなど、活用しだいではいくらでも得ることがでるものです。
宇宙の中の陰陽を、私たち人間の体にあてはめたとき、「気」と「血」が陰陽に当たります。宇宙のリズムは、私たち人間のバランスでもあるのです。また私たち体内の気血のバランスは、宇宙のリズムと合致します。
「気」は「血」が得られなければ分散してしまい、コントロールできなくなります。また一方、「血」は「気」が得られなければ凝固してしまい、流れなくなります。バランスさえとれていれば、自然法則に従った健康的な生き方ができるということです。
（ 「陰陽二元論・タオについて」～抜粋）