【5/25 金曜日】
(T・クリシュナマチャリヤ師 シュリ・K・パタビジョイス師)
アシュタンガヨガは、順番の決まったアーサナを徐々に増やしていく練習です。
1 プライマリーシリーズ(初級) 肉体の浄化(ヨガ・チキツァ)
2 セカンドシリーズ(中級)、神経の浄化(ナディショーダナ)
3 サードシリーズ(上級)、…謙虚さとダイナミックさ 安定力(スティラバーガ)
4 シリーズはまだまだ続きます。
このスタジオでの練習は、シリーズを進めること、アーサナを完璧にすることを目的とはしていません。
骨格によっては困難なものもあります。
身体的特徴によってはできないものもあります。
身体能力によっても違いがあります。
肉体的努力だけでは、できないことがあります。
大切にしたいことは、老若男女、身体的ハンディ、誰もが意識向けられる
自分の持っているからだ、プラーナ、エネルギーの循環「ウジャイ呼吸」「バンダ」「ドリシュテイ」を行い続けること
やがて訪れる「集中力」「瞑想」で心身を浄化すること
自分にとって困難なアーサナと向き合い、他人とも、自分とも…「戦わない、競わない、比べない」努力
ただ、限界を自分で決めてしまう練習にならないようにします。
「これは無理」「わたしにはできない」「キツイからやりたくない」
これはからだの声ではなく、決めつけてしまうこころの不自由さ
こころを自由に…
自然に委ねる練習を
そのための「呼吸」「バンダ」「ドリシュティ」なんです。
八支則の3番目「アーサナ」です。
●ヨーガスートラ第2章 46節「アーサナとは、安定していてなおかつゆったりしたものではならない」
●ヨーガスートラ第2章 47節「アーサナの確立は、努力が止み、無限への瞑想によって得られる」
自己受容が起こると、努力は止みます。
最近思う事…「女性のための、年齢に応じたアシュタンガヨガとは…」
年齢とともにできないことが出てきます。
女性はホルモンの関係で筋肉は落ちます。
代謝も変わります。
年齢に逆らう練習ではなく、抗わない練習に注意を向けること
自分に甘くならずに、優しい練習
アーサナを増やしていくアシュタンガヨガと、女性のからだに応じて減らしていくアシュタンガヨガ
どちらも大事…
まだまだ探究はつきません。
<マイソール>
お話しヨガで、今日も心身リセットできました。
✿幸せな時間をありがとうございました。