【11/23 月曜日】
《経絡＆解剖学からみたアーサナ》
【経絡とは】
2000年前から4000年前からとも言われている東洋医学の知恵…（西洋医学は200年前〜500年前くらいと言われています）
経絡は、体の中を上下に流れる「経脈」… 左右に流れる「絡脈」…全身をくまなく網目のように行き渡り「気血」を運んでいる川のようなもの。
【五臓六腑】
＜五臓＞ → 「肝」「心」「脾」「肺」「腎」（実は六臓→「心包」）
＜六腑＞ → 「胆」「小腸」「胃」「大腸」「膀胱」「三焦」
ヨガでいえば「ハとタ」 太陽と月。相対するもの。
中国の古典哲学では「陰陽」があります。補い合いながら相対しバランスをとっている自然の法則です。これだけでなくさまざまな思想が、東洋医学の礎となっています。
中国の古典哲学といにしえの人々の智慧。
時代とともに少しずつ形を変えながら、進化し、日本で独自の発展をしている経絡治療を現代の私たちが上手にヨガやスポーツにとりいれて、心身の調子を整える「覚える薬箱」のように「経絡」や「経穴＝ツボ」をとらえてみてください。
《ＷＳ内容》
★いつものヨガポーズに加え経絡を意識して動く。
テーマ『ダウンワードフェイシングドッグ（下向き犬のポーズ）』
★解剖学的にも意味のある身体の動き方を実践する
肩甲骨の使い方…
ハムストリング～ふくらはぎの使い方
★不定愁訴とよばれるちょっとした身体の不調を改善するヒント
薬に頼る前に、痛みを和らげるツボを知る。
イライラには？不眠には？
喉かぜのひきはじめは？足のむくみには？ など
★パートナーのツボを触ってみる
身体に触れるコツ、骨を知る、筋肉を知る。
自分の体の【響く】ところを探っていきます。
手から受け取るこたえ【手応え】、呼吸を感じ、流れ（気血）を感じる。
★お灸体験。
女性のツボ → 三陰交 目の疲れ、鼻など首上の症状 → 合谷
あっという間の2時間、いいえ時間は押して3時間近くとなりました。
それでも、まだ足りない、もっとやっていたい…ＷＳでした。
わかりやすい、楽しい、ためになる、講義、実践は時間を忘れます。
興味は確信に変わり、確信は探求に変わるのです。
芽生えた探求心は、体の奥底へと、本質へと、深まっていきます。
体に触れて『感じる』
経絡であり、解剖学であり、ヨガであり、自分の体を感じ、流れを感じ、そして、生きる『命』を感じます。
普段意識することのない『命』とは…
様々な構造、仕組み、働き、目に見えるものから、見えないものまで、体の内側、外側、気象、気候、太陽、月、すべての現象から成り立ってます。
自分の意思で成り立っていない事を知ります。
生かされている…という事を知ります。
体から教わる『命』
他人の体、自分の体、十人十色、でも『命』は同じ。
いつも頑張って動いてくれる体を労わり、感謝しましょう～。。。
★ご参加くださった方々、本当にありがとうございました。
少しでも、体に関するお手伝いができれば幸いです。
体を否定せず、楽しむことが一番です。
固い、筋肉弱い、バランス悪い、などネガティブに受け取りがちですが、いいえ『ベスト』です。
少し柔らかくなり、筋力が付き、バランスが整う、違いがわかるから、喜びが生まれるのです。固かったからだに感謝です！
ネガティブがあるからポジティブがあるのです。（まさに陰陽、東洋医学ですね）
★わかりやすい講義をしてくださったハーディマン智子さん、お忙しい中、本当にありがとうございました。
智子さんの情熱、ビンビン伝わってきました。
★本日参加できなかった方へ朗報です。
今後も定期的に開催することとなりました。
次回は来年、1月か2月、開催予定です。
経絡、解剖学、体の使い方、知れば知れほど、体が、自分が、愛おしくなりますよ！
詳細決定、お楽しみに(^_^)/~