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アシュタンガヨガと痛み

1/22【木曜日】

マイソールにて「痛み」のお話しになりました。

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アシュタンガヨガは、ヨガの中でも「キツイ」「ストイック」「痛める」など、囁かれがちなヨガです。

表面的な捉え方は、そうかもしれません。

「キツイ」→ ヨガはゆったりと、ゆっくりと、行うイメージが多い中、アシュタンガヴィンヤサヨガは、早い、休まず動く、スポーツで例えるならマラソンのイメージですかね…最後まで休むところがないのでキツイ印象になっているようです。

「ストイック」→ ストイックとは自分に厳しく欲望に流されない禁欲的な意味であり、毎朝行うので「習慣」がストイックというイメージになるようです。

「痛める」→ 難易度の高いポーズを変形バージョンを入れず、またポーズを抜かず、形通り、順番通りに行うため、体が対応しきれないポーズで起こったり、体が急速に変化を起こした時なども感じる事があります。

要因は?

体の使い方が間違っているから… もあります。

ポーズを出来るようになるため、力任せで行ってしまうから… もあります。

でも1番の要因は、呼吸から意識が離れてしまっているから…だと思います。

<意識>は、「気体」である呼吸に向きにくく、「物体」である体に向きやすいです。反射的に判断(ジャッジ)をし、そこから欲求が生まれます。

「固い」→柔らかくなりたい「出来ない」→出来るようになりたい「出来た」→満足感

反射的な判断がいけないのではなく

欲求が生まれるのがいけないのではなく

判断によって決めつけてしまう事

欲求によって縛られてしまう事

知らず知らず、自分を苦しめていたりもします。

苦しさは、神経を刺激し、筋肉の緊張を引き起こし、痛みが出る事もあります。

気持ちよい深い呼吸を心がけましょう。アシュタンガヨガは、さらに強い呼吸の音を心がけましょう

呼吸音が聞こえなくなったら意識を向ける…繰り返しです。

呼吸で動く、呼吸のリズム、を大切にしてみてください。

深く自分と関る事ができます。

自分の弱さ、執着、嫉妬、怠慢、怒り、 欲、高慢さ、 を気づかせてくれます。

「敵は自分の中にいる」のです。

※ 2/18(水)『キャンドルナイトヨガ』で深く触れていきたいと思います。

「痛み」は体からの信号です。

痛みを知らせてくれる事は、危険を知らせてくれてる事であり「体を守るため、命を守るため」のものです。

無理をせず、処置を行いましょう。放っておくと痛みの悪循環が起こります。

心と身体が納得いくように対処してください。

✿本日もご参加ありがとうございました。

マイペースでの練習、うまく呼吸と向き合っておられました。

 

 

 

 

お問合せ・ご連絡は
090-3903-8613

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