7/18(海の日) 第2回WS開催しました。

 

「アーサナ大研究」    ★WSは、練習の定期点検

 

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普段のマイソール練習では、呼吸を乱さず集中、瞑想できるようお手伝いしていますが、やはりアーサナの正確さがないと呼吸が乱れたり、力でアーサナを行ったりしてしまいがちです。

 

一般レッスンでも、カウントに合わせ流れるようにレッスンが行われるため、多少の説明は入れますが個人に応じた細かい点まで伝えることができません。

 

WSでは、ひとつひとつアーサナを噛み砕いてレクチャーします。(個人の状態に合わせます)

 

スーリヤAから、手の位置、肩甲骨の使い方、胸の開き方、股関節 手首、足首、首の使い方など、アライメント、ヴィンヤサシステム、アーサナの効果などの知識を得ることができます。

普段何気なく行っていたアーサナ、一つ一つの大切さ、繋がりを意識できるようになります。

でも、染み付いてしまった癖は手ごわいもので、知らず知らず、前の動きの癖がでたりします。身体が古くから記憶している動き、骨格を正しい位置に戻すためにも、たまに定期点検は必要ですね。

 

次回は9月を予定しています。

 

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7/15(金) ムーンデー(満月) アシュタンガヨガ、マイソールの練習はお休みです。

アシュタンガヨガでは、満月の時はエネルギーが高まり無理して怪我しやすいので練習はお休み。新月の時はエネルギーが下降ぎみになり、怪我しやすいので練習はお休み。といわれてます。

ヨガを続けていると、月の影響を受けていることを感じやすくなります。身体のむくみを感じたり、活気なさを感じたり、女性ではムーンデーと生理が重なりやすくなります。

体調の悪さ、気分の落ち込み、月の影響、宇宙の影響を受けてると思えば仕方のないことなのですね。

 そこで月の神秘、調べてみました。

満月 (望)

月の引力が最も強くなります。


★出生率が高くなり、出血量も増えるのは、人間の血液や体液をも引っ張り、神経が活性化するからではないか、と言われています。
そのためか、普段よりも水分をはじめ、栄養素や薬物、添加物など、体が何でも吸収しやすくなります。薬物やアルコール類には気をつけねばなりませんが、サプリメントや栄養素を摂るには最適な日です。

★何を食べても「最も太りやすい日」なのですが、満月を過ぎれば徐々に吸収しにくくなっていきますので、ダイエットを始めるにはちょうど良い日です。
ホルモンバランスが崩れるためか、衝動的、攻撃的な感情が高まるようです。
突発的な暴行、傷害、殺人事件、また自殺なども増すことが知られています。
満月の前後にイライラしても、一時的なものとして気にとめない方が良いでしょう。
身体能力も増すようです。衝動的、突発的な感情によって、体もまた動きたい衝動にかられるのでしょう。 運動後の心拍数も、他の日より増加するようです。

 

下弦 (欠けていく時の半月)

満月から新月へむかって欠けていく途中の半月を「下弦」といいます。


★満月の時は体が何でも吸収しやすくなっていますが、それを過ぎて欠けていくと、逆に、だんだん「放出」するようになります。つまり、発汗、発散、解毒作用などの形になってあらわれます。
★下弦をすぎた頃に手術などをすると、出血量も少なく、回復期間も短く、また傷跡も消えやすいそうです。
★肌の手入れでも、クレンジングなど、洗浄して汚れを取り除いたりするのに、普段より良い効果があるようです。

 

新月 (朔)

不思議なことに、新月も満月と同じように引力が強いのですが、その作用はまったく逆になります。


★人の出産率も新月の時が最低になります。
その違いは、月の光ではないか?と言われています。満月時の光量はもちろん最大で、新月時は最小だからです。けれど、まだ定かなことは解明されていません・・・。
新月の時は、「放出」する作用が最も強い時です。この日にサウナに入ったり、半身浴などをすると、汗がたくさん出て効果的です。
また、タバコやアルコールをやめるのでしたら、新月の日から開始すると良いようです。このときは禁断症状があまり強く出ないそうです。
満月・新月は共に、人間の脳神経が月の引力によって張りつめるためか、普段よりカンが冴えるようです。ただ、そのカンの種類も少し違って、満月時には動物的・肉体的なカンが、新月時には精神的・内向的なカンにが冴えるそうです。
★新月の日には、精神的なことや、瞑想的な思索をしてみると思いがけない実力が発揮されるかもしれません。

 

上弦 (満ちていく時の半月)

新月から満月へと満ちていく月の時

★体が何でも吸収しやすくなっていきますので、ダイエットには不向きです。
けれど、筋力トレーニングなどの体作りは、欠けていく月の時よりずっと効果があります。
栄養失調をはじめ、ビタミン不足など、あらゆる欠乏症を治すのに良い時期です。
★悪い面では、むくみがおこりやすくなったり、中毒症状や副作用がひどくなったりするようです。肌の手入れは、保湿クリームを使うなど、吸収させるものが良いでしょう。
上弦・下弦ともに、半月の日は月の引力が最も弱くなります。この日は神経が休まり、穏やかで落ち着いた気持ちになります。
しかし、気をつけなければいけないのは、この半月の日は、交通事故数が最大になるということです。
神経の緊張が解けるせいなのでしょうか。この日は普段よりも気を引き締めて運転してください。



 

 

 

 

 

 

今朝のマイソール、練習前になぜかお話タイムに...

 

色々な話をしているうちに、古い教えに繫がるということで、現在にも通用する教え、調べてみました。

ヨガの練習や日常生活の中、よい事もいやな事も、うまくいく事もいかない事も、流れては変化していくのでしょうね。

 

すっきりした後の練習は気持ちよかったそうです。

 

 

 

「平家物語」

祇園精舎の鐘の声    諸行無常の響きあり    沙羅双樹の花の色
盛者必衰の理をあらわす   おごれる人も久しからず   ただ春の夜の夢のごとし
たけき者も遂には滅びぬ   偏に風の前の塵に同じ

祇園精舎の鐘の響きは、全ての作られたものは一定の状態に留まらず移り変わるという「諸行無常」の精神を語っている。
釈迦がなくなる時に枯れたという沙羅双樹の花の色は、勢い栄えるものも必ず滅びる「盛者必滅」の道理をあらわしている。
おごり昂ぶる者も長く続くためしはない。ただ春の夜の夢のように、はかないものである。
勢いの盛んな者も最終的には滅びてしまう。まるで風の前の塵のようなものだ。

 

 

 

「人間万事塞翁が馬 にんげん ばんじ さいおうがうま」

幸福や不幸は予想のしようがないことのたとえ

中国の北の方に占い上手な老人が住んでいました。
さらに北には胡(こ)という異民族が住んでおり、国境には城塞がありました。
ある時、その老人の馬が北の胡の国の方角に逃げていってしまいました。
この辺の北の地方の馬は良い馬が多く、高く売れるので近所の人々は気の毒がって老人をなぐさめに行きました。
ところが老人は残念がっている様子もなく言いました。

「このことが幸福にならないとも限らないよ。」

そしてしばらく経ったある日、逃げ出した馬が胡の良い馬をたくさんつれて帰ってきました。
そこで近所の人たちがお祝いを言いに行くと、老人は首を振って言いました。

「このことが災いにならないとも限らないよ。」

しばらくすると、老人の息子がその馬から落ちて足の骨を折ってしまいました。
近所の人たちがかわいそうに思ってなぐさめに行くと、老人は平然と言いました。

「このことが幸福にならないとも限らないよ。」

1年が経ったころ胡の異民族たちが城塞に襲撃してきました。
城塞近くの若者はすべて戦いに行きました。
そして、何とか胡人から守ることができましたが、その多くはその戦争で死んでしまいました。
しかし、老人の息子は足を負傷していたので、戦いに行かずに済み、無事でした。

「城塞に住む老人の馬がもたらした運命は、福から禍(わざわい)へ、また禍(わざわい)から福へと人生に変化をもたらした。まったく禍福というのは予測できないものである。」

 

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