肩の痛み、もしかしたら...
マイソールに勤しむアシュタンギーニ、サードシリーズのアーサナも着実に増え、日々鍛錬してたところ...
夜、突然肩に痛みが起こり、整形外科を受診したところ 石灰沈着性腱板炎 (せっかいちんちゃくせいけんばんえん)と診断されたそうです。
肩を酷使すると骨に石灰がたまるそうです。
急性期は安静が必要ですが、あまり大事にし過ぎず、少しづつ動かしたほうがよいそうです。
痛めることによって見えてくる身体のバランス。
痛みなく練習するには、どこで支えるのか、どう力みを抜くのか、身体の声にもっともっと敏感になって身体を大切にしていくのでしょうね。
=練習は楽しくね!無理しない!でもあきらめない!= 継続するために必要3か条です。
※石灰沈着性腱板炎 (せっかいちんちゃくせいけんばんえん)
肩関節周辺に炎症が起こる病気で肩が痛みます。
40歳~50歳の女性に多く見られ、肩関節周囲炎(かたかんせつしゅういえん)(五十肩)に間違われやすいので注意が必要です。
<症状>
急性型では、ある日突然、何のきっかけもなく肩に激痛が起こります。
夜間に痛むのが特徴で、痛みのために睡眠が妨げられ、肩が上がらなくなります。そのほか、比較的ゆっくり起きる亜急性型、軽い痛みが長い間くり返される慢性型などがあります。
<原因>
腱板とは、肩関節の動きをつかさどる4つの筋肉の腱の総称をいい、肩の運動に重要な役割を担っています。この腱板の中に石灰が沈着して炎症が起こります。
なぜ石灰がたまるのか、はっきりした原因は今のところわかっていません。
<治療>
安静にして、消炎鎮痛薬を服用します。痛みには、ステロイド注射が効果があります。
激しい痛みが治まったら、ホットパックや超音波を使った温熱療法や、力を抜いた状態で肩関節を動かす運動療法を行って経過をみていきます。
肩が上がらないのは、肩関節周囲炎(五十肩)が原因と思い込んで、マッサージに通い続ける人が少なくありません。いつまでたっても治らないときや、治っても再発をくり返すときは、整形外科でレントゲン検査を受けましょう。
石灰沈着性腱板炎かどうかは、レントゲン検査で簡単に診断できます。