9/1に予定していた滝修行、9/23 に行ってまいりました。
9/1の猛暑とはうって変って、奥多摩は涼しい?寒い?1日となりました。
参加者4名、ドキドキしながらも、奥多摩に向かう車窓からの美しい自然にウキウキ気分。 これから苦行だというのに、遠足気分となってしまいました。バスに乗ってからも、日本家屋の街並みや秋川渓谷の美しさに見とれ、なんと停留所を乗り過ごす羽目に…修行時間に間に合わない(-_-;)…
普段の生活(代替え交通手段)に慣れてしまっている私たちは、どうにかなる?と楽観的。
折り返しバス?タクシー?歩いて戻る?どの選択も確実に40〜50分以上かかることに。
ヒッチハイク心見るものの、通る車も少なく、TRYしては不審がられ素通りされる始末。
てくてく渓谷沿いを歩いてる戻ると、自然の中の新鮮な空気が美味しく、またもや遠足気分になり、楽しい!気持ちいい!の連発です。
ヨガやっているから???…変わり身の早さ、ボジティブシンキングはさすがです。
歩くこと40分、4つ手前のバス停から乗車、約1時間遅れの到着となりました^_^;
それでも快く受け入れてくれた天光寺の住職さん、お弟子さん、仏心に感謝です。
(天光寺オフィシャルサイト ttp://www.tenkouji.jp/)
さあ、気合いを入れて修行です。半袈裟まとい、心が引き締まります。
まずは、挨拶の作法からです。お腹の底からから声をだし、参加させていただく挨拶、行の挨拶、食事の挨拶 を練習します。
「よろしくお願いいたします」 「ありがとうございました」
「南無大師遍照金剛」3回「光明真言」3回「般若心経」1回
=昼食= 食前の言葉を唱えていただくご飯に感謝、ありがたく、美味しくいただきました。
=修行開始= まずは、身を清めるお百度参り
(画像がとれなかったのでサイトのを掲載)
お経を唱えながら、延々続ける事108回…スーリヤナマスカーラ108回と重なりました。
ただただ拝むことと走る事に集中、同じことが繰り返される、時が止まったような感覚です。
終わってみると身体から汗がびっしょり。滝行へのお浄め準備が出来ました。
いざ滝行へ出発です!
参加者 男子4名 女子4名
この時期にしては寒い気温の中、水は驚くほど冷たく、待っているだけで身体がブルブル震えてきました。
最初に男子高校生が挑戦。
気合入れて挑むも、寒さと恐怖で心が折れTRYするが、滝に入れぬまま、20分弱。
みんな心の中で応援するも、空気は重く、押しつぶされそうに…
思い切って「頑張って!」と声をかけると「ハイ!」と元気な返事が返ってきました。
勇気を振り絞り、入っていく勇姿に感動です。3日目のチャレンジで初めて滝行ができたそうです。
彼の頑張りは、目に焼き付いて一生忘れません!
そして重い空気を振り払うように千葉ヨギーニYさん、元気に「次、私やります!」と挙手。
身体を清め、思い切り水を浴び、元気に滝に入っていく姿に勇気と感動をもらいました!
場の空気は、恐怖心からチャレンジ精神へと変わっていったのです!
いざ滝の中へ=
水の冷たさや滝の勢いは、半端なく、心が負けそうになりました。
集中!水の勢いで鼻呼吸はできませんが、深い呼吸に意識を持つ!
大きく吸って、大きく吐く。すると身体がだんだん水に馴染んできました。
あとはそのまま身を任せるだけです。時間も追う事もなくなりました。
恐怖心は、自分の概念が作りだすもの。
「無」、「0」になる事でそれは消え去ります。
ヨガと一緒です。深い呼吸とともに身体の感覚から離れ、意識は内へ導かれ、
思考が消え、感覚制御が起こります。そして集中、瞑想へと無の境地に至ります。
いざ終了=手を引いてもらい上がると、意識が肉体に戻り、身体はガクガク震えだし、
思うように歩く事が出来ませんでした。冷え切った身体の回復に時間がかかりました。
私、まだまだ修行が足りないようです(-_-;)
この体験は、変わりばえしないと思ってた毎日や困難にあった時、きっと役立つ事でしょう。
変わりばえしない毎日は、変化の連続。落ちてくる滝水は、同じ水にあらず。
昨日と違う今日、何事もなく訪れる今日の奇跡に感謝です。
困難な時、一度、「無」「0」になる事の大事さ。
見えない恐怖や不安に振り回される事なく、冷静に考える力、見極める力をもち
勇気を持って立ち向かう事でしょう。
強くなった心は困難に打ち勝つ事、間違いなしです。
また、チャレンジに行きましょう(^.^)/~~~
次は水行か?川行か?…